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あたらしい保育のかたちを創る

この4月から

娘と一緒に仲間と一緒に

手探りで手作りで作りあげてきた

森のようちえん活動。

年末になりそろそろ来年のビジョンを描いている。

今日、活動していて

子どもたちの様子をみながら

そして仲間たちと話しながら

やっぱり既存の保育園幼稚園にはない

新しいスタイルを創り上げていきたいとの思いが

むくむくと湧いてくるのを確信した。

子どもたちは生き生きと

好きなことを好きな時にやり

強要されることなく

のびのびと

自由な時間を過ごしている。

一緒にもくもくと遊びに没頭することもあれば

散り散りにそれぞれの遊びを過ごすこともある。

大きい子と小さい子が一緒になったり

小さい子同士が固まったりもする。

ケンカやいざこざもあって

異年齢集団の中で

みんな違う能力の中

みんなでうまく過ごす方法を

子どもたちは肌で学んでいる。

集団生活をさせたい

という親の願いは

幼児期が終わった後の

学童期、小学校に入って困らないようにと

いうことが前提にあるように思える。

集団に合わせられるように

みんなと仲良くなれるように

みんなについていけるように

その願いは

はたして子どもの願いと同じなのだろうか。

保育園や幼稚園で見かけた

体操やダンスの時間に

砂場で夢中で遊んでいる子どもが

先生に腕を引っ張られて

無理やり輪の中に引き入れられている様子を見て

とても心が痛んだんだ。

集団生活を送れるようになることとは

自分のやりたいを我慢して

”みんな”に合わせることを

できるようになることなのだろうか・・・

みんな違ってみんないい

それでいいんだよ

それが好きなんだね

あなたは素敵だね。

あなたの”好き”はとっても素敵だね。

幼児期はそんな思いで満たしてあげたい。

自分の”好き”にとことん没頭できて

自分の”好き”が何か分からなくならないように

その子らしさを大事に大事に

育てていきたいんだ。

自分の”好き”を我慢して

集団に埋もれてしまうことを

させたくないんだ。

そんなことを

今日、仲間たちと話していく中で気付いたよ。

あったかい火を囲んで

そんな本音をぽろぽろ話す時間は

身体も心もあっためてくれる。

森のようちえんは

暑さ寒さもそのまんま

いつも快適とは言えないかもしれない

今日は強い北風がびゅ~びゅ~で

じっとしていられないほど寒かったけど

おひさまの光はあったかくって

いつもよりありがたく感じられたよ。

寒いからこそ

みんなでつくったあったかいスープが身に沁みた。

不便だからこそ

得られる宝物いっぱいあると思うんだ。

保育に携わるようになって

やっぱり根本を見失わないようにしたいと思わされた本

便利ってなんだろうね。

大人にとって”便利”になってしまってないだろうか

常に子どもを真ん中に

考えて行ったなら

きっと既存にはない

あたらしいかたちになると思うんだ。

来年、保育園の現場に戻ることも考えたけど

やっぱり私は

自分の考える

自分が感じる

あたらしい保育のかたちを実践してみたいと思った。

来年度は

専属保育士として

今まで週2日だった森のようちえんを

バージョンアップさせて

週4~5日オープンさせて

相互預け合いの出来る形に

つくっていきます。

子どもを真ん中に

保育士と保護者で創り上げる

あたらしい森のようちえん

一緒に創ってくれるお仲間を

これから募っていきたいと思います。

森の中でいちねんじゅう外遊び

たくさんのいきものたちと

絵本とわらべ歌

そしてみんなでお料理したり

火を囲んで語り合ったりする

あったかい手作りの森のようちえん

子どもも大人も満たされる場所

いっしょに創っていきませんか?

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