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好きなことを好きなだけ

本日の森のようちえん

寒かったですが2歳から5歳までの子ども7人集まって

元気に始まりました。

森はほんのり色づいて

黄色や赤の葉っぱがぱらぱら落ちて来てキレイ・・・

これからあっという間に落葉が始まります。

今の森は一瞬一瞬目が離せない。

ついこないだまでチョロチョロしていたカナヘビさんもすっかり土の中。

今朝、我が家の庭で冬眠しているカナヘビさんを発見。

ここ数日の冷え込みですっかり冬モード。

繊細な季節の移ろいを感じられるのも

毎日のように外で過ごす時間のおかげ

刻々、変わりゆく森と同じに

毎瞬、毎瞬、できることが増えていく変わっていくのが子ども

つい先日、縄跳びを手にした娘ちゃん

今日、コツがつかめたら、縄跳びを飛びながら駆け足ができるようになって

それがもう楽しくて楽しくてたまらない

バトミントンの羽を落とさないようにそろりそろり歩く2歳児ちゃんたち

バランスとって平行に持って歩くのはなかなかのチャレンジ

でもできた!が嬉しい!もっと!もっとと

熱中する姿にうっとり見とれる

今日は寒かったので、みんなで味噌汁を作ろうと

材料を切る子どもたち。

この真剣なまなざし。

あぶなっかしい手つきだけど

ちゃんとその子なりその子なりの工夫の手で

しっかり切っているんだ。

チャレンジと集中力。

これが本来の子どもの力。

見守る大人がいるからこそ。

やりたいことを好きなだけやれる環境。

それを共有してる仲間だから

とても心地よく見守っていられる。

そして子どもはその力を好きなだけ発揮できるんだ。

後ろで母がいてくれるからこそ

その子にできることをその子ができる形で

チャレンジできる場が生まれてる。

そして大きい子を見ては自分もできると未来を思い描く事が出来る。

森で集まり「おはよう」を言ったら

大人が何しようと言うでもなく

その子がしたいことを

それこそ好きなだけできることって

とても幸せで実は今の時代には難しいことなんじゃないかって思う。

ついつい大人は用意してしまいたくなるから。

あれをやらせたい、これを体験させたい。

あれも教えたい。これもできるようになってもらわなければ。

期待とプレッシャーと

大人も大変なんだ。

でも子どもは大人の意向とはお構いなしに

自分で好きなことをみつけ

好きなことに没頭し

そして次の段階にチャレンジする力がある。

それを信頼して見守るだけ。

その子の力が出てくるのを信じて

そしてちょっとばかり刺激してあげること。

それがここ森のようちえんでの大人の役割。

結局、午前中いっぱい縄跳びして

午後も砂遊びしたりサッカーしたりおすもうしたりしたけど

結局は縄跳びに戻って

里山中を駆け足跳びしてた。

お砂場でのままごとに没頭し

好きなだけケーキやごはんを盛って遊んでた。

好きなこと、好きなだけやりきったら

最後はみんなでサヨナラの時間。

まぁるくなって集まったら

お手手のおせんべ焼けたかな。

焼けたお友達はうれしそうにぱくっ。

この集中力ったら!

みんな絵本の世界に釘付け。

ちょっと長いお話だったけど

子どもたちの心をがっちりつかみましたよ。

この絵本の主人公ラルフがどうしようもないいたずらっこ。

その悪さったらヒドイもんなんですけれど

子どもたちはこのネコちゃんにすっかり感情移入してしまうのです。

イタズラがやりたい盛りの2~3歳の男の子がくいいるように見入ってました。

この絵本の中のネコちゃんも徹底的にやりきるんですよね。

あんまり度が過ぎちゃうんですが。

それが痛快なのでしょうね。

徹底的にやりきる。

好きなことにのめりこむ。

そんな時間を小さな子どもたちには過ごして欲しい。

だから森では

そんな時間を

徹底的に保証してあげたいなと

思うのです。


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