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ごろすけ田んぼのお米の脱穀~羽釜ごはん~

1カ月以上じっくり天日干しして

まだ片付けないのか~と里山のおじさんに心配されながら

やっとメンバーみんなが集まる冬休みに

稲と大豆の脱穀ができました。

一年間田んぼの指導をしてくださった雑草屋さん宅の機会を貸していただきました。

昭和の足踏み式脱穀機でみんなの力を合わせて脱穀して行きました。

親子で

お友達と力を合わせて

二人の息を合わせて、足ふみする子、稲を支える子

ぱらぱらおあらと威勢のいい音が響きます。

作業中、手の空いている子らはぶらんこであそんだりヤギさんにえさをあげたり

にぎやかに遊びまくります。

母たちはおしゃべりに花咲かせながら手は忙しく作業します。

なんだか一昔前の農村風景。

直接知らないけど、こうだったんだろうなと想像する。

大人たちが集まって忙しく農作業する傍ら

子どもたちは子どもたちで群れをなして遊ぶ。

こうしてお互いさまの社会の中で母たちも子どもたちも育っていったんじゃなかろうか。

森のようちえんの仲間はそんな昔の子育て風景を再現しているのかもしれないね。

稲と同時進行で大豆の脱穀も。カラッカラに乾いた大豆は心地よい音をたててさやからはぜていきました。

田畑の恵みのおと。

とうみという昔の機械も使いました。

博物館でしか見たことないような機械に大人も興奮!

シンプルだけどとても考えられた仕組みに一同感心。

子どもたちも操作に夢中。

最後の仕上げ。みんなで手作業で麹を取り出して、籾を崩して、最後は精米機にかけました。

みんなでやれば作業もはかどる。

豊里7.5kg、ハッピーヒル6kgが収穫できました!!!

みんなの汗の結晶。

予想以上の豊作!

こうしてお米になると感動します。

自然農では収穫して終わりではなく、人間が利用するものをいただいたら、残りは田畑に返します。

必要以上に搾取せず、また来年の栄養になるように

わらやもみがらをみんなで感謝の気持ちとともに返しました。

田んぼに水が入る頃には、分解して栄養になってくれるでしょう。

また来年まで、田んぼはお休み。

ありがとうございました。

年明けて、アグリ部メンバーが里山に集まりました。

氷が張った池で氷割りを楽しんだあとは・・・

いよいよ自分たちで育てたご飯を羽釜で炊いて食べようと火を起こしました。

傍らではおお鍋でお味噌汁作り。

氷遊びで冷えた身体が火の番であったまります。

ほっかほかのご飯が炊きあがりました!!!

ふんわりふっくら~

天日干しのお米はよく水を吸います。

野菜ときのこのダシの優しいお味のお味噌汁も出来上がりました。

みんなで炊きたてご飯をおむすびにして。

何度も何度もお代わり!

噛めば噛むほど甘みが広がる。

普段、分つき米を食べ慣れない子も「おいしい、おいしい」とほおばっています。

里山のおじさんにもふっくらおにぎりを味わっていただく事が出来ました。

いつも暖かく見守って下さってありがとうございます。

里山で遊び、里山で作り、里山で食べる。

無農薬、無肥料の安心安全のお米。

みんなで育てた愛情いっぱいのお米たち。

こうして味わうことができて幸せです。

約10カ月間のチャレンジ

みなさまお疲れさまでした!

楽しかったね、美味しかったね(^^)

まだまだお米はあるので

また里山で炊いてみんなで食べたいね。


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