山歩きは楽しいね~春の遠足朝日峠展望台~
もう先週のことですが、森のようちえんごろすけの仲間たちで春の遠足に行ってきました。
目的地は卒園遠足でも行った朝日峠展望台。
小町の里よりハイキングコースを歩きました。
主要メンバーは2、3歳児ちゃんたち。
子ども9名(うち1名は展望台公園で合流、1名は赤ちゃんで抱っこ)と大所帯で出発!
のんび~り、のんびり。小さい子たちの遠足はしゃがんでは何か拾いちょうを見つけては追いかけ戻る。目的地に着くのかしら~と心配になってしまうほどの歩み。
だけど、ここをぐっとこらえて。待てば次は走りだしたりするものなのです。
早く行こうよ!は禁句です。子どものペースを見守りつつ、ちょっと興味を先にちらつかせて。
ほら、あそこにかわいいお花が咲いてるよ!。木の実があるか見つけに行こう!
このやりとりが培われるのも山歩きのだいご味。
ママにとっても修行の場。
しかし心配もよそに、山に入った子どもたちは歩く歩く!
道路の平坦の道よりも、きっとでこぼこ石や根っこの山道はそれだけで大きい遊具みたい。
ぐんぐん進むどんどん進む。
お母さんたちも驚く。うちの子こんなに歩くなんて!
素敵な発見♪子どもたちの力はすごいのだ!
それはね、この山歩きが”遊び”だからなんだ。
やらされごとじゃなく、てっぺんをただ目指すだけの行程でもなく
石があって楽しい。つちの上を歩くの気持ちいい。水も流れる音がする!おもしろい!
もっともっと!遊んでいるうちに進んじゃう。
ちょっと疲れたら「ママだっこ~」
でもちょっと抱っこしたらまた歩きだすんだ。
お友達が歩いているのを見たら、楽しそうって思っちゃう。
親子だけではない、みんながいえる遠足ならではの子どもの姿だね。
ここのハイキングコースは沢があったり、おもしろい形の木があったり変化が面白い。
しばらく山道を歩いて疲れたころに、歩きやすい遊歩道が現れる。
坂もゆるやか。だから小さい子でも無理なく楽しめる。
こわい崖もないから、ママも安心して見守ることができる。
小さい子でも楽しめるハイキングコースなのです。
さぁ頂上はもうすぐ!森の神さまにごあいさつして。みんなでこぞって鐘を鳴らす。
がんばったね~さぁ行こう!
やっとぞ~頂上の展望公園にやってきた!さぁお弁当を拡げよう!
みんなのがんばりのご褒美か、ちょうどパラグライダーが飛び立つ場面に出くわした!
ふわっと飛び立つ様子にみんな大興奮!
気持ちよさそうだね~と見送りました。
お弁当を食べたら、さっそく広~い芝生広場を縦横無尽!
あんなに歩いてきたのに走り回る子どもたち!体力あるね、とまた感心。
壮大な景色と斜面に子どもたちきゃっきゃっきゃっきゃと言いながら駆け回る。
気持ちいい~が身体の表現として現れちゃうんだね!
少し下ったらさくさんぼがあったよ。ちょっとほろ苦いけど甘いね。
みんなでパクパク。
しばらく頂上で遊んだら、もう帰る時間になっちゃった。
帰り道はそれぞれの家族のペースでゆっくりと。
みんなと一緒もいいし、ママとゆっくりもいいね。
帰り道、沢で休憩してたら、沢ガニさんに会えたよ!
素敵なお友達との出会い。嬉しいね。
足場の悪い下り道、しっかりどの道を行くか見極めて進んでいく子どもたち。
大人はこっちのほうがいいんじゃない?と思う道でも
子どもは難しい道を選んだりする。
そのほうが楽しいから。そっちのほうが難しそうだからやってみたい!
子どもの心が見えるとき、大人の思考を引っ込める。
子どもに任せてみたら、また違う世界が見える。
そんなことにも気付かせてくれる森の道。
いちにちたっぷり歩いて遊んで。
みんなきっとその夜はぐっすり眠ったことでしょう。
子どもたちのパワーに圧倒された一日でした。
そして気持ちの良い山散歩。
次は紅葉のときに来ようね。
楽しかったね、遠足。
みんなよく頑張ったね。